前朝日町議会議員
野呂トオル(徹) ブログサイト

ホーム ブログ

ブログBlog

2020-12-31

1年を終えるにあたって

 この1年大変お世話になりました。今日は地元神社の宮守班の一員として新年を迎える準備のお手伝いをしました。新しい希望ある年になることを願うのですが、コロナ感染症の拡大はわたしたちの生活をいびつなものにしています。自由で自分らしく生活できるようにできることをしていきましょう。
 NHKでは紅白歌合戦をしていますが、医療機関ではその時間も医師や看護師さんが懸命に仕事に励んでいますし、保健所においては業務が終わることなくゆっくりとした時間が奪われています。
 安心安全な社会をつくり守っていくことが、2021年の課題となります。来年こそ希望を見いだせるよう力を合わせて生きていこうではありませんか。
 あと3時間で2021年です。自分に希望を持ちましょう。

2020-12-31

政治が存在しているとは思われない

 年度末の31日、東京の感染者数は1337人、全国で計4515人で更新を続けている。菅首相は医療体制の確保、マスク、うがい、三蜜回避、不要不急の外出回避をのべるだけで具体的対策はない。医療体制の確保なら今の状況と具体的対応の中身をのべてこそ責任ある人間の行動です。
 小池都知事も精神論だけでなく、トップとして何をしているのかのべるべきであります。コロナ対策がうまく進まないのは政府に意見をのべる専門家が分科会にいないか、発言できない雰囲気になっていることではないか。分科会会長の尾身氏は未来投資会議の委員でもあります。政府に忖度するひとりになっているのではと思うと信頼はできない。
 PCR検査の拡大、隔離と追跡、医療機関への十分なる保障と従事者への待遇改善。休業要請をう行けている方々への十分なる保障がない限り、この状況は続いていくのではと心配します。

2020-12-30

次へのステップになる読書を

 新型コロナ感染症拡大が収まりません。この正月は外出がほぼできませんから長期の展望で読書で過ごしたいと思います。どんな本を読むかです。必要だと思う3冊の本を選びました。
 菅首相は自助、共助、公助とのべ、政治の責任を果たそうとしていません。小泉政権以来の新自由主義の弊害が続いているからでしょうし、コロナ感染症拡大が続いているにも拘らず、国民のための政治をしていません。なぜそうなってきたのか読み取るために2冊の本を選びました。1冊は渡辺治氏の「安倍政権の終焉と新自由主義政治、改憲のゆくえ」(「安倍政治」に代わる選択肢を探る)もう1冊は吉原毅・前川喜平・寺脇研共著の「この国の『公共』はどこへいく」です。今日の課題に示唆を与えてくれる内容とされているので楽しみです。
 もう1冊は桐野夏生さんの「日没」という小説です。国家の圧力が題材のようですので興味をもって読んでいくつもりです。
 正月だけでは読み終えることができないと思いますが、少々時間を要しても完読したい。

2020-12-28

1点の仕事納め

 官庁は今日が仕事納めです。コロナ感染症者が増えていますからゆっくり休日を過ごすということにはならないでしょう。正月休み中の住民への対応を行政に求めておきましたが、こういう時こそ行政の役割の重要性が認識されます。
 マスコミには脚光を浴びることなく、地道に職務を遂行している地方自治体、とりわけ住民の身近な市町村の役割を評価するべきでしょう。 

2020-12-28

GoTuトラベルは一時停止になったが、その先はない

 今日から1月11日までGoTuトラベルは中止になったが、感染拡大を防ぐ方針が示されていない。新型コロナ感染症対策本部の会合が行われたが、手洗い、マスク使用、ウイルスに年末年始はないと菅首相はのべるだけではますます信頼は低下していくでしょう。
 最大の課題であるPCR検査についての抜本的拡大をするという決意が示されない。1月11日時点で感染者が減少しておればGoTuトラベルを再開しても、PCR検査拡大がされていなければ同じ繰り返しになります。
 毎日新たな感染者数の発表がありますが、PCR検査数の正式な発表はありません。情報開示しなければ国民には危機感が強くなるとは思われません。会食ではなく会合をしたのだという屁理屈をのべている自民党の幹部の姿勢こそ改めるべきであります。

2020-12-26

5年間の女性政策は時代に取り残される日本の象徴を示している

 「夫婦別性」を削除し男女共同参画基本計画を閣議決定した。指導的地位の女性「2020年まで少なくとも30%」も先送りされた。
 これで女性活躍社会ができると考えているのか、認識の違いに驚きます。社会の発展についていけない自公政権の旧態たる時代錯誤に未来を託すことはできないでしょう。

2020-12-26

国保料の子どもの均等割軽減を導入予定

 厚生労働省はこのほど、高すぎる国民健康保険料(税)について「子育て世帯の負担軽減」進めるとして、子どもの数が多いほど国保料が上がる「均等部分5割を未就学児に限って公費で軽減する方針を決めた。実施は2022年度からを予定としています。かねてから全国知事会、全国市長会、全国町村会も求めていたものであります。生まれたての赤ちゃんにも保険料負担を負わせる唯一制度であることは理不尽であると指摘されていたことです。
 現在、低所得者には軽減措置を7割・5割・2割の3段階が設けられています。軽減されると低所得世帯の未就学児童はそれぞれ8・5割軽減、7・5割軽減、6割軽減に拡充されることになります。
 財源は国1/2、都道府県1/4、市町村1/4となっております。
 12月23日の社会保障審議会医療部会で、全国知事会や全国市長会の委員は賛成を表明つつも、未就学児にとどまらない対象拡大と軽減財源を国が十分に確保することを求めました。
 一歩前進でありますが、未就学児に限定されていること、地方に1/2の財政負担を求めていることは改善する課題となります。

2020-12-25

高橋まつりさん死去5年目の母幸美さんの手記を読んで

 高橋まつりさんの母幸美さんが手記を公表されました。最愛の娘を失った苦しみを語っておられます。電通に入社しなければ、あの部署に配属されていなければという後悔の念をつづられています。
 昨年、仕事が原因で自殺した人は警視庁発表で1949人もいること、人々の意識から過労死問題が風化していることを危惧されています。
 コロナ禍での在宅勤務が、働き方改革の改善につながることを願っておられます。若者たちが希望をもって人生を送れる国になるよう発言していくことが、娘が残してくれた使命と思っていると結ばれています。
 命の大切なことをのべておられ、生きてさえいれば明日につながるものを生み出していける可能性があると叫んでおられるように感じました。

2020-12-25

利益供与が実態である

 今日の衆参議員運営委員会で安倍前首相は答弁しているが、何一つ明らかになっていない。説明責任を果たしたとのべているが、ただ国会の出てきただけである。事実の解明と責任として議員辞職まで国民は納得しない。
 今日の質疑で、共産党の宮本議員は前夜祭費用の差額一人当たり3000円は利益供与であると明確に指摘した。補填が明らかになるためごまかしたことが明白ということであります。
 同じく田村智子議員は桜を見る会と前夜祭は一体のものであり、税金(桜を見る会)と前夜祭私費(700万円)は地元有権者をおもてなしした利益供与であることが明らかであると指摘した。
 収支報告書の訂正で支出は増えているが収入は増えていないとして、その金の出所を求めたが答えることができなかった。その場を逃げさえすればいつものように事が済んでいくという今までの姿勢では、今後も答弁を求めることが必要である。
 それにしても、共産党の二人の議員は持ち時間7分と限られているにも拘らず、核心をついた質疑に議員の質の高さを感じます。議席がもっと多ければと思うのはわたしだけではないでしょう。
 衆院での質疑後、質問を練り直したという田村議員の姿勢は国民に寄り添った議員の姿勢として素晴らしいものを感じました。

2020-12-24

厚労省の言葉はコロナ禍で必要な呼びかけである

 コロナ禍で年越しができない人や困難さが増している人が多くいることを報道がわたしたちに伝えている。厚労省が最後の砦である生活保護への道を呼び掛けている。必要な人が利用されることや利用へのハードルを下げないようになることを願いたい。
  
       厚労省の呼びかけ  ためらわずに

 「生活保護の申請は国民の権利です。生活保護を必要とする可能性は  どなたにもあるものでためらわずにご相談ください」