前朝日町議会議員
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2022-01-14

臨時会

 今朝起床して雪が積もっているのにびっくりしました。雪の予報はありましたが、積もるほどではないと思っていましたので気候の予想は難しいものだと感じました。
 今朝は雪のため通勤や通学に苦労された方は多くおられるでしょう。今日は臨時会がありましたが、徒歩で議会に来られた議員もおられました。
 さて、臨時会の報告ですが、先般お知らせしておりますように住民税非課税世帯等に対する臨時特別給付金の内容審議でした。一世帯当たり10万円を支給するもので、政府が先の臨時国会て提案し、予算が国会を通過したことにより、実務を担当する自治体で予算化されたもので全額国庫費用ということです。国庫費用といっても国民の税金であります。適切に使われるため必要な質疑を行いました。
 臨時特別給付金はプッシュ型と申請型があります。  
 プッシュ型につきましては、令和3年度に同一世帯の属する全員が令和3年度住民税非課税世帯を対象とするものです。以下の質疑をしました。
 1、申し込み期限はいつまでかであります。答弁は令和3年1月1日及び基準日(令和3年12月10日)時点で朝日町の住民基本台帳に記録されている世帯に2月上旬に支払い要件確認書を発送するので、発送日から3カ月以内の月日までに返送するということでした。ただ、政府からは9月30日までの期間で柔軟に取り扱ってほしいと要請されているということでした。収入が少ない人は申告していませんので、行政が把握できる対象世帯には、返送がされていない場合は再度連絡するという考えはあるようです。
 2、DV避難者で、現在朝日町で居住しているが住民票を移動してない場合には、所得要件が満たされれば、朝日町での給付対象になるのかにたいしては、独立した世帯とみなして所得要件を満たす場合は、朝日町での給付対象となるが、DV避難者の住民票の自治体を把握する必要があり、住民票の自治体との調整が必要であるということでした。二重給付にならないようにする必要があるということでしょう。
 3、令和4年1月2日以降に転入してきた非課税世帯の取り扱いはに対しては、基準日は令和3年12月10日ですから朝日町では把握することができないので申請していただく必要があるということでした。申請書に必要事項を記入するとともに以前の自治体で発行する住民税非課税証明書を添付することが必要であるということでした。
 もう一つの申請型については、令和3年度は課税世帯であるが、新型コロナ感染症の影響を受けて令和3年度1月以降家計が急変して、住民税非課税世帯と1年間の収入見込みが同様な状況になった場合に対象となるもので申請して認められることを要します。(申請期間は令和4年2月1日から9月30日)
 1、例えば、単身または扶養親族がいない場合、非課税相当限度額は930,000円です。12で割れば1ケ月77,500円になるので、それ以下の月あつたので申請して受け取った。後に結果として930,000円を超えたらどうなるのかに対しては、急変した状況を給付の対象にしているのでかまわないということでした。
 特別臨時給費額は85,300,000円で対象世帯は非課税世帯704世帯、家計急変世帯は149世帯を見込んでいるということでした。853世帯は世帯数の20%という見込みで予算計上をしたということです。事務費・人件費等で11,283,000円で合わせて96,583,000円ということでした。
 親が非課税世帯であるが、子どもの扶養家族になっている場合は対象外です。子どもが町内に居住していれば把握できるが、他の自治体にいれば把握できないので、その把握も大変なようです。
 以上が報告です。